無地トレーナーってどんなときに使うのでしょうか。
もちろん、カジュアルウェアとしてが基本ですから私服で着るのは当たり前ですよね。
成熟した日本経済ですから、無地のトレーナーというアパレルも様々な用途、使用シーンがあることでしょう。
今回は無地トレーナーの使われ方をレポート致します。
前編と後編の2回に分けます。
無地アパレルメーカーというものが日本にもたくさん存在します。
そのメーカーが取り扱う商品を分解していくと、次のようなことがわかってきます。
商品構成
まずは商品のターゲット
1 大人向け
2 キッズ向け
3 ベビー向け
次は想定仕様シーンに基づく商品構成
1 アパレルメーカーのプリント用のボディー向け
2 制服、ユニフォーム、イベント、チームウェア向け
3 カジュアルウェア向け
4 セールスプロモーション向け
こんな風に振り分けられました。
面白いですね。
私服というジャンルでカジュアルウェアであるアパレル商品がこういった様々な用途で様々な世代に使われるというビジネスが日々発達しているということです。
では、上記の想定仕様シーンに基づくと
無地トレーナーはどうでしょうか。
それぞれ解説していきます。
1 アパレルメーカーのプリント用のボディー向け
ユニクロさんのように超大手で資金力が莫大なところは正直使わないでしょう。
ただ80%以上のアパレル会社では使っていると思います。
1年以上前には企画が決まっていて商品を生産し店頭に商品が並んでいきますが、突然新商品を発売することになったり、発注商品の納期が
遅れて、計画通り商品が用意できないことがあります。またロットの問題で海外で商品をつくれないことがあります。
そんなときに、無地ボディーメーカー様から無地アパレル資材を購入し、オリジナルプリントにより商品を生産します。
例えば、アパレルバンクで無地トレーナーを作りたいが、工場との交渉でロットが合わない。つくれない。
アパレルバンクはそんなときに無地トレーナーを国内の無地トレーナーを取り扱うメーカー様より無地トレーナーを仕入れさせてもらい
プリントをして生産します。
こんな感じです。
つまり完全なBtoBのビジネスです。
次は
制服、ユニフォーム、イベント、チームウェア向けの無地
イメージつきますか?
無地tシャツ、無地エプロン、無地スウェット等アパレルバンクでは全商品カテゴリーについて使用シーンを調査していますが
つまりこういうことです。
無地トレーナーも制服やユニフォームに使われています。
そしてイベント時のウェアとして、チームウェアとしても使われています。
半分くらいの方がオリジナルプリントや刺繍でオリジナルウェアを作成されていますね。
次がカジュアルウェアとしての無地トレーナー
これはもういうまでもありませんね。
私服です。
気に入ったものを購入すればいいんです。
ここですね!
気に入ったものを購入するとほぼ買い損が発生するんです。
だって、様々な用途で作られている無地トレーナーだから、消費者向けというよりも法人向けの説明でメーカーもしてるんですね。(悪気はないと思いますが)
たくさんあるからこそ、結果よくわからなくなる。
サイズはどう?
生地はどう?
着心地はどう?
次回この続きと、セールスプロモーションとしての無地トレーナーについて説明します。
無地トレーナーはアパレルバンク