スウェットパンツ無地の可能性
アパレルBANKではあらゆるアパレル商品、洋服に無地というワードを組み合わせ
ひたすら無地商品を追及、研究していきます。
無地の中で中々存在がわかりずらい商品。
スウェットパンツの登場です。
無地のスウェットパンツとはどういったものなのでしょうか。
第一印象としては、カジュアルな普段着。
悪く言えばパジャマ等の家着でしょうか。
そんな無地のスウェットパンツの可能性を見ながらいつも通り、まずは日本市場にどれほどのスウェットパンツが存在するのか
調べて参りましょう。
いつも通り大手ネットのショッピングモールで商品数を調べて参りましょう。
検索キーワード 【 無地 スウェットパンツ 】 2017年1月8日時点
楽天市場 【 無地 スウェットパンツ 】 → 商品数3,896商品
ヤフーショッピング 【 無地 スウェットパンツ 】 → 商品数6,557商品
AMAZON 【 無地 スウェットパンツ 】 → 商品数1,174商品
3大モール 商品数合計
=11,627商品
ふむふむ。
ん。
何かおかしいです。
何かおかしくありませんか?
無地スウェット カテゴリーにレポートを出していますが
スウェットパンツの上着であるはずのスウェットの商品数は3大ネットショッピングモールで48,656商品ありました。
なのにスウェットパンツは11,627商品です。
一体どうしてスウェットパンツは数が1/4ほど少ないのでしょうか。
この数字の差がおかしいことに気が付いたアパレルバンクでは調査をさらに深めて参ります。
なるほど。
わかりましたよ。
仮説をお伝えします。
でもほぼこれが正解で、ネットで販売する小売業者様には怒られるかもしれません。
スウェットパンツが少なくて、スウェットが商品数が多く感じてしまう理由
取り扱い商品が多く流通規模が日本で一番大きいであろうとのことから楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾンと3大ショッピングモールで
商品数を検索していました。
これが原因です。
インターネットでのECサイトのコンサルタントをしている経験もあり、なぜ気が付かなかったのか。
少し反省しつつも、答えがわかりました。
早く言いたい。
スウェットパンツが少なくて、スウェットが商品数が多く感じてしまう理由が。
早く言いたい。
何かの歌にのせて。
早く言いたい。
SEMです。
正解はSEM。サーチエンジンマーケティングとネット業界では言われていますね。
楽天市場等のインターネットショッピングモールで商売をする会社さんは例外なく上記SEMを行います。
商品名にスウェットと入力しますが、これだと何万商品の中から自社の商品が検索でてくることは困難なんですね。
だから、どこの会社も一人でもお客様の目に触れてもらおうと努力をします。
ですので商品はスウェットパンツなのに、スウェットというキーワードを一緒に商品名に入れてしまいます。
例)商品名 スウェット スウェットパンツ パンツ パーカー といった具合にです。
上記は行き過ぎたSEMだとは思いますし、商品を探している消費者のことを考えると普通は出来ません。
でもしなきゃ生き残れない。
それほど熾烈な環境がショッピングモールには戦いが、競争があります。
いかがでしたでしょうか。
今回無地スウェットパンツを調査する上で、商品数以外にもキーワード対策で商品名にも複数のキーワードが掲載されており
ますます買わなきゃよかったという声がでてきそうな状況です。
その点も踏まえより一層レポートを作成して、買わなきゃよかったから買って良かったと一人でも多くの方がなれるようにアパレルBANKは
励みます。