あなたは帆前掛けをご存知ですか?
こんにちは。佐藤です。
唐突ですが、私は田舎生まれで帰省した際は、近所の八百屋さんや魚屋さんなどのお店の人と会話をするのが好きです。
最近は、大型スーパーがたくさん増えてしまい、八百屋さんなども減ってきましたね。
今回帰省した時もお店の人が「お客さんがかなり減った。」と嘆いてました。
そんな八百屋さんなど、お店の人が共通して着けているエプロンがあります。
それは帆前掛けです。
今回はそんな帆前掛けについて深く紹介していきたいと思います。
帆前掛けとは
八百屋さんなどの商店の人たちが仕事の時に腰に巻く、日本伝統の前掛けです。
太い綿の糸で織られた丈夫なのが特徴です。
江戸時代の絵画にも帆前掛けを着けた人が描かれたりしています。
それほど伝統のある前掛けなんです。
日本では昔から八百屋、酒屋、米屋、魚屋、味噌屋、醤油屋などがお店の名前を入れた帆前掛けを着けていました。
帆前掛けの特徴
帆前掛けには衣服を汚れから守るだけでなく様々な使い方がありました。
いくつかの帆前掛けの特徴を紹介します!
腰を守る
帆前掛けは衣服を汚れから守ることはもちろん、腰を守るためにも使われてました。
腰の骨盤を紐で締めることで腰をサポートしていました。
現代では、腰痛のサポートベルト等は帆前掛けがルーツではないかと考えられます。
商品を肩に担ぐ時
昔は日本酒やビールケースなども木箱で運んでました。
それらを運ぶ時に服が破れないように前掛けを肩にあてて運んでいました。
最近では段ボールやプラスチックのビールケースにこういう姿も見なくなりましたね。
最近帰省した時は酒屋のおじさんがビールケースを持ってくる時に帆前掛けを肩にあてて持ってきてくれたのを思い出しました。
広告宣伝
帆前掛けの大きな役割は広告宣伝です。
昔は、帆前掛けに大きくお店の名前を入れて、お客さんのところや飲み屋に行って宣伝をしていました。
帆前掛けは名刺代わりとして使われていたんですね。
帆前掛けは服の汚れを守るだけでなく、様々な使い方がされています。
最近では、居酒屋などのユニフォームとして採用されています。
洋風なエプロンに対して和風な帆前掛けはビンテージ感があって日本食にピッタリで人気ですよ♪
もちろん、当店でも帆前掛けを取り扱っています!
こちらの帆前掛けは日本製です。
無地の帆前掛けですが、プリント加工も可能です!
プリント希望の場合はお気軽にお問合せ下さい!
帆前掛けをご検討中の方は、まずは無地の帆前掛けを試してください♪