作業服のサイズの見方、知っていますか?
こんにちは。佐藤です。
インターネットで気に入った作業服を見つけたけれど、
試着ができないからサイズ感が分からないって事よくありませんか?
作業服は普段着のTシャツやデニムとと違い、着心地やファッション性以外にも安全性を考慮しなければならないので
サイズ選びは失敗したくないですよね。
今回は作業服のサイズについて解説したいと思います。
作業服のサイズ選びの基本
サイズ選びの基本はサイズ表の確認。
普段着はいつもMサイズを着ているという人で例えてみましょう!
普段着がMサイズだからといって、Mサイズを選んでしまうと失敗する可能性もあります。
なぜなら作業服の下には絶対にインナーやシャツなどを着ますよね?
そこでMサイズを選んでしまうと指一本入らないくらいジャストサイズになり窮屈で作業がしにくくなります。
窮屈な状態ではせっかく高機能の作業服を着ていたとしても効果が発揮されません。
また、サイズ表には仕上がり寸法とヌード寸法の2種類があります。
仕上がり寸法は作業服を机の上に置いてメジャーをあてて測った実寸の大きさです。
ヌード寸法は実際の体の寸法に基づいた商品を作るための寸法です。
ヌード寸法ではゆとり分も含めたサイズになります。
作業着は作業するための服ですので、普段着のワンサイズ上を選び、ゆとりを持たせる事が重要になってきます。
まずはサイズ表が仕上がり寸法なのかヌード寸法なのかを確かめましょう!
続いてサイズの測り方を紹介します!
作業服のサイズの測り方
あなたの正しいサイズを知るには少なくとも
上着の場合4箇所、ズボンの場合3箇所は測らなければなりません。
あなたが持っている作業服や作業時に着用するジャケットやズボンを用意し、
床に平置きにして採寸しましょう!
1.仕上がり寸法の測り方
●上着の場合
・胸囲:ボタンやファスナーは閉じて両脇下の間を水平に測り2倍する
・肩幅:両方の肩先の間を直線で測る
・袖丈:袖山(たたむ時に折り目になる部分)の肩先から袖口の先まで測る
・着丈:襟の中央の付け根から腰先まで測る
●ズボンの場合
・腰囲:ボタンやファスナーは閉じて腰の一番細い部分の端から端を測り2倍する
・股下:内股の合わせ部分(股間部分)から縫い目に添って裾まで測る
・股上:ベルトの上部から股下の縫い目までの長さを測る
2.ヌード寸法の測り方
●上着の場合
・バスト:胸の一番厚みのあるところを通るように水平に測る
・ウエスト:お腹周りのおへそを中心に一周測る
・ヒップ:お尻の一番高いところを中心に一周測る
・肩幅:肩の骨がでっぱている部分から首の首の骨が一番でっぱている部分を測る
・袖丈:腕を自然に下ろし、肩先から手首まで測る
・背丈:背面の襟の中央からウエストまでを測る
・着丈:背面の襟の中央から背中の中心線に沿って上着の裾までを測る
・首回り:襟のラインに沿って斜めに一周測る
●ズボンの場合
・ウエスト:お腹周りのおへそを中心に一周測る
・ヒップ:お尻の一番高いところを中心に一周測る
・股下:股に雑誌などを挟み、挟んだ雑誌の端から床までを測る
以上の方法であなたの着ているサイズの目安が分かります!
次回はサイズの目安や作業服のサイズを選ぶ際の注意点を紹介しますね!