ユニフォームの選び方

作業服の選び方 その2

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作業着の選び方

作業服、大事なチェックポイントがあるんです。

こんにちは!佐藤です。

前回の「作業服について Step-1」は読んでいただけましたか?

今回は、とある作業服を着ている物流会社の方に、作業服について聞いたお話をご紹介します。

その物流会社では春夏用と秋冬用で2種類の作業服を上下セットで支給されています。
夏場は、「作業服だと暑くて仕事に集中できない」との事でポロシャツも支給されているそうです。

夏場に長袖長ズボンの作業服を着て作業をするのはさすがに酷ですよね。。。

そこで作業服の見直しを実施したそうです。

物流業界では作業服を選ぶ際にチェックする共通点が2つあります。

それは、【作業服が商品に触れたとき傷をつけないかどうか】と【動きやすいかどうか】です。

商品を持ち運ぶ時、服に擦れたり金具が当たったりして傷をつけてしまうと弁償しなければなりません。
それを未然に防ぐために重要なのが、作業服選びなのです。

それでは、物流業界ではどのように作業服が選ばれているのか、重要ポイントをわかりやすくご紹介します!

1.ボタン・ファスナー

商品を運ぶ時に一番触れる箇所は、お腹から胸のあたりです。
鉛のボタンやアルミのファスナーだと、商品を傷つけてしまいますよね。
これが、プラスチックのボタンやファスナーだと商品に当たった際のダメージが少ないため、商品の安全を守ることができるんです。

また、ボタンやファスナーを隠すような仕組みの作業服もあるんですよ。
最初から出ていないと、商品に引っ掛けて傷をつけてしまったりする心配がないので安心ですよね。

2.素材

作業服は昔から綿100%が主流でした。
綿100%だと年中着れるくらい丈夫なので重宝されてます。

ただ、それと同時に懸念材料もありました。
物流業界は荷物を運んだりする際に激しい動きをすることが多いんです。
綿100%だと、ストレッチが効いていないため重くて動きにくいんですよね。

なので、最近ではストレッチの効いた軽量素材の作業服がとても人気なんです。
夏場はストレッチの効いた軽量素材,冬場は保温性のある綿100%を採用する企業が多くなってきていますよ。

この2点に重点を置いて制服を見直したところ、商品の破損数が格段に減り現場の運転手さんたちはとても満足したそうです。

作業服を変えるだけでこんなに見違えるってすごいですよね!

ぜひみなさんの会社でも参考にして下さい!

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