Tシャツなど、服の編み方を気にした事ってありますか?
こんにちは。佐藤です。
Tシャツの素材については、以前紹介させて頂きましたが読んでいただけましたでしょうか?
まだ読んでいない人は下の項目をクリック!
今回は生地の編み方について紹介したいと思います!
その名も「第一回!生地の編み方を学ぼう!」
実はTシャツの素材って、編み物(ニット)なんです。
ニットって聞くと、毛糸などで編んだセーターなどをイメージし易いですが、実はTシャツも編み物なんですよ♪
編み方ひとつで、肌ざわりや通気性、伸縮性が変わります。
Tシャツの編み方その1
天竺編み
平編み、またはメリヤス編みと呼ばれます。
表目にタテ方向の筋が見え、裏目はやや荒い感じに見えるため、表と裏の違いがはっきりと分かるのが特徴です。
横方向への伸縮性が大きく、Tシャツでは一番多い編み地です。
天竺編みの名前の由来は、かつて日本ではインドを天竺といい、インド産のコットンを「天竺木綿」。
インドから輸入された平織りの綿織物を「天竺」と略して呼んでいました。
平編みとは
織物の三原組織(さんげんそしき=平織、綾織、朱子織)の一つです。
経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせて織る、もっとも基本的な織り組織です。
経糸と緯糸を交互に交差させて織るため、糸の交差が多く、地合いがしっかりしていて、糸がスリップしにくい特徴があります。
丈夫で摩擦に強く、織り方も簡単で、様々な衣類に広く応用されています。
そんな天竺編みで人気のTシャツはコチラ!
超厚手!10.0オンスのポケットTシャツ!
他にはない10.0オンス!
まるでタオルに包まれている様な着心地です。
厚い生地によって、肌が透ける心配もなく汗ジミも抑えられるスーパーヘビーウェイトTシャツ!
ワッフル編み
正式名称はサーマルという名称です。
表面に格子状の凹凸模様があることから、お菓子のワッフルのように見えるのでワッフル編みと呼ばれています。
伸縮性に優れ、保温性が高く肌にべとつかない編み地です。
ワッフル編みのおかげで、普通の無地のTシャツに比べて存在感がでる1枚!
生地の特性上、保温性に優れているので季節を問わず着れます。
洗濯すると、縮みやすいのでワンサイズ上を選ぶのがオススメです!
鹿の子編み
鹿の子の背中にある白いまだら模様が名前の由来です。
表面に隆起や透かし目を作り、編み目柄を表しています。
肌に触れる面積が少なく、通気性に優れています。
主にポロシャツに使われる編み地です。
豊富なサイズ展開でユニフォームとして揃えるにはピッタリの1枚。
大きな動作をサポートするスリットが入っています。
脇部分に汗の臭いや体臭を防ぐ消臭機能と、静電気を帯びるのを防ぐ静電気防止機能を併せ持ったテープを使用しています。
高機能なところも魅力ですよ♪
今回はここまで!
生地の特性上、ポロシャツも混ざりましたが参考になりましたか?
生地の編み方で自分の好みの1枚を見つけるとより愛着が湧きますよ!