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ファスナーやチャックの直し方について

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ファスナーやチャックの直し方について

こんにちは。佐藤です。

ファスナーやチャックのあるあるの経験。

急にファスナーが閉まらなくなったり、無理やり閉めてみたは良いものの、下の方だけ外れてしまった。

パーカーやジーンズ、時には文房具などでも経験があると思います。

修理を出したくても、どこに出せば良いか分からなかったり、意外と料金が高かったりで結局捨ててしまうこともありますよね。

品質的にはまだまだ着れるのに、せっかくのお気に入りの服が勿体ないですよね。

私もお気に入りの服のチャックが壊れて、修理屋さんを探し回った経験があります。笑い

そんなチャックの悩みですが、実は、自分で治せる場合もあるんです。
勿論、時と場合によりますが、知らないよりかは断然良いでしょう。

本日は、ファスナーやチャックの直し方についてお話します。

そもそもチャックの仕組みとは

直すのであれば、まずは仕組みを理解しないと直すことができません。
ファスナーにも様々な素材があり、金属製や樹脂製などがあります。

まずは、チャックの仕組みを見ていきます。

エレメントについて

エレメントとは、チャックが噛み合う歯の部分です。
ギザギザしている部分の事ですね。

スライダーについて

歯を噛み合わせる部分の事です。エレメントを噛み合わせたり、離したりしています。

テープ

エレメントが取り付けられたテープを縫い付けることによって、チャックになります。
様々な素材にテープがあります。

故障の原因について

故障の原因と言っても、様々です。原因別に解決策を見つけます。

閉めたファスナーが開いている場合

閉めたのに、ファスナーの片方が開いている経験はあると思います。

その現象が起きた場合は、エレメントとスライダーの状況を確認しましょう。

閉めたファスナーが開く現象は、スライダーがエレメントを引き合わせる力が弱くなって起きる現象です。

エレメントがしっかり噛み合わず、ファスナーが開いてしまう状態です。

修理方法について

ラジオペンチをご用意ください。

閉めたファスナーが開く場合は、開いた側のスライダーの左右部分をラジオペンチで押してください。

この時に力を入れすぎずに、少しずつ押すように心がけましょう。

スライダーを閉めるのが完了したら、まずはそのまま進行方向にファスナーを動かして下さい。

その後、外れている側にファスナーを動かして、再度ファスナーを閉めて外れなければ完成です。

ファスナーが噛んだ場合

ファスナーが噛んでしまうことは、よくありますよね。
特に冬場は、ファスナー付きの上着を着ることが多いと思うので、ファスナーが噛むことが多くなりますよね。

噛みが浅い場合は簡単に直せることが多いので、ぜひお試しください。

まずは、噛んでしまった生地を左右に引っ張ります。生地が傷まないようにゆっくり引っ張ります。

噛んでしまった方向とは逆にファスナーを動かします。思いっきり引っ張ってちぎれないようにして下さい。

生地が固い場合は、エレメントとスライダーをドライヤー等で加熱してからだと少し柔らかくなるので、動かしやすいです。

お気に入りの服を長持ちさせましょう

ファスナーの問題で、お気に入りの服が着用できなくなってしまうのは非常に勿体ないです。

しっかり自分で修理して、服を長く使えたら嬉しいですよね。

力ずくで修理してしまうと壊れてしまうので、修理の際は慎重にして下さい!

その他、裾上げ等の服に関する記事も書いてるので、良かったら覗いてみて下さい。

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