コックシューズの選び方
こんにちは。佐藤です。
本日は、厨房に立つ料理人、飲食店勤務の方には必須のコックシューズの選び方についてお話します。
初めての飲食店のバイトで、コックシューズって普通の靴と何が違うのか気になる人も少なくないと思います。
私は約6年イタリアンレストランで勤務していた経験があります。
下積み時代含め、数10種類のコックシューズを試してきました。
皆さんは、何を基準でコックシューズを選んでいますでしょうか。
価格の安さ、クッション性、軽さ、耐油性、丸洗いできるか等色々あると思います。
今回は、飲食店に勤めて1年未満の方や、これから働く予定の方向けに基本的な選び方についてご説明致します。
働く前にコックシューズの事を知って、厨房等で100%の力を出せるようにしましょう。
そもそもコックシューズとは
コックシューズとは、飲食店内や厨房で働く方々のために作られた靴です。
当たり前ですが、厨房の環境で動きやすいように設計されています。
例えば油で滑りにくいように溝を深くしていたり、立ちっぱなしでも疲れにくい、丸洗いができるなど、厨房で働く方には嬉しい機能が付いています。
また、水が入ってこないように靴に穴がない仕様になっています。水に強い仕様は嬉しいですよね。
厨房で身の安全を守るためにも、コックシューズは必須と言っても過言ではありません。
コックシューズの相場は
安いものだと、1,500円ほどで購入できます。アルバイトで必要な方は初めは安いものを購入するのも良いかと思います。
先に芯が入っているものや、より機能性が優れているもの等は5,000円以上するものもあります。
高額だから良いというわけではないので、自分に合ったモノを選びましょう。
どこで買えるのか
ネット通販やホームセンター等で購入可能です。
実店舗には置いていないところもあるので、ネットショップで購入するのがおすすめです。
サイズの間違えだけないようにお気を付けください。
それぞれの機能について
耐油性について
耐油性とは、油などで滑りにくくなる機能のことです。
厨房だと床が油で汚れていることがあるので、滑ってしまうと怪我につながる可能性があります。
怪我防止の為にも、重要な機能です。
耐水性について
コックシューズは靴に穴が1つも開いていない仕様になっています。
靴の中に水がはいってこないようにしています。
水場仕事が多い厨房では、必須の機能と言えるでしょう。
先芯について
コックシューズには、靴先に芯が入っているものがあります。
重いものを落としたりして、足を怪我しないように保護してくれます。
現場によっては、必要な機能でしょう。
コックシューズで安全な働き方を
コックシューズは安全に働く為に重要なモノです。
また、立ち仕事が8時間ほど続く厨房では、疲れを軽減して長く働くためにも、コックシューズは重要な役割を果たしています。
これからコックシューズを選ぶ方も、自分に合ったモノを見つけて下さいね。