製品の手入れ方法。革小物を長持ちさせる為には。
本日は革製品の手入れ方法についてお話します。
革製品と言えば、財布や小銭入れ名刺入れなど私たちの身の回りに
たくさんあります。
どんなクリームやオイルを使用したら良いのか。
また、手入れする頻度はどれぐらいが最適なのかなど、革の手入れについて解説していきます。
1.革の手入れはなぜ必要?
革の手入れが必要な理由は、お気に入りの革製品を長持ちさせ、経年変化を綺麗に楽しむためです。
経年変化とは、年月が経過するにつれて革の色が深みのある色に変化していく事で、革製品を持つ楽しみの醍醐味でもあります。
革は使用していると乾燥していきます。それにより革のひび割れやざらざらとした質感になり、
革製品が長持ちしなくなります。
革の手入れは頻繁にするものでは無いので、そこまで手間はかかりません。
長持ちさせる為にも、手入れの基本を抑えて、ぜひ試してみて下さい。
2.革の手入れ方法
まずは、ブラッシングをして表面の汚れやゴミを落としてください。
クリームの前にブラッシングをすることが重要です。
クリームを塗って手入れする事は皆さんもご存知かと思いますが、
表面の汚れやゴミを落とさずにクリームを塗ってしまうと、汚れが付着したままとなり革に浸透していってしまいます。
また、水などの液体に触れた際には、カビなどの原因にもなります。
乾燥させてからブラッシングを行うようにして下さい。乾燥の際は直射日光と多湿の環境は避けて下さい。
革製品用のブラシには様々な種類があります。
豚の毛や馬の毛等があり、基本的には毛の固さが違います。革との相性でブラシを購入するのが良いでしょう。
ブラッシングが終わったらクリームを塗ります。
クリームは頻繁に塗る必要は無いので、革が乾燥してきたなと思ったら使用して下さい。
クリームを塗る際のコツは、一気にクリームを塗るのではなく、1円玉くらいの大きさで
クリームを取り、うすく全体に伸ばしていくように塗ってください。
塗れば塗るほど良いものではございませんので、うすく伸ばすのがコツです。
塗り終わったら、直射日光を避けて乾かして下さい。
クリームや革製品の種類にもよりますが、2~3時間程乾燥させてみてベタベタしていなかったら大丈夫です。
最後に余分なクリームをふき取るように優しく拭いてあげれば完成です。
3.まとめ
革製品は毎日手入れする必要はございません。
毎日してしまうと型崩れ等を起こす可能性もあるので、適度に行う事が大切です。
手入れをする事によって、より美しい経年変化を楽しむことができます。
お気に入りの革製品だからこそ、手入れして長持ちさせて下さいね。