ネット通販サイトでの出荷作業ってどんな仕事?
こんにちは。佐藤です。
ネット通販の会社の内部ってあまり世間では知られていなくて謎な部分が多いんです。
そこで今回はネット通販サイトで行われる出荷作業の全貌について紹介したいと思います。
ネット通販サイトでの出荷作業のあれこれ
商品の仕分け
ネット通販サイトでは衣類や食品に始まり、本や日用品からタイヤまで様々な商品を取り扱っております。
今回はその中から、衣類を扱うアパレルショップにスポットを当てて紹介していきます。
まずは、商品の仕分けと検品です。
ネット通販サイトを運営している会社のほとんどが、会社内に倉庫を設けて在庫を持っています。
購入者へ1日でも早く届けるには、在庫しないといけません。
アパレルショップの場合、入荷したら最初に行うのが、仕分けです。
届いた衣類をカテゴリーごとに仕分けを行い、次の作業が行いやすいようにします。
また、ネットショップの場合お客さんからの返品もあります。
返品商品も同じように仕分けを行います。
仕分けが終わったら、次は商品の検品です。
商品の検品
商品の検品とは、届いた商品に問題がないかチェックする作業です。
実際に商品を袋から出して「縫製不良・穴開き・臭い・検針」などをチェックします。
この検品作業を疎かにしてしまうと、お客さんの手元へ届いたときに発覚することが多く、クレームに繋がってしまいます。
検品作業で問題がなければ、キレイに畳んで袋に入れて、棚に戻します。
仕分けや検品作業って、1つの場所でずっと作業するイメージですが実は結構動き回ることが多い作業なのです。
「商品を運ぶ→仕分け→きれいに畳む→袋に入れる→棚へ戻す。」これの繰り返しです。
商品が1種類だけなら楽ですが、アウターやインナーにスカートやワンピースなどがたくさん混ざっていると途方もない作業になります。
商品数が多くなれば多くなるほど、1人ではできない作業になります。
恐らく一番地味でしんどい作業だと僕は思ってます。
商品の梱包
ネットショップでは梱包作業が一番体力を使う作業です。
伝票を見ながら指定の棚に取りに行き、集めてきた商品を梱包していきます。
商品を取りに行く作業をピッキングと言います。
努めて間もないころは商品を覚えるのが必死であちこち動き回りますが
ウィンドウショッピングと思いながらピッキングすると、商品もすぐ覚えられます!
ピッキング作業が終えたら商品を梱包していきます。
ここでもう一度伝票と商品が間違いないか確認をしてきれいに梱包します。
ギフト包装などイレギュラーなこともたくさんあります。
梱包が終われば、商品を指定の場所へ置き、配送会社のドライバーさんに集荷してもらいます。
ネットショップの出荷作業は軽作業に分類されるものがほとんどです。
体力を使う仕事ですが、女性でも活躍できる職業です。
アパレルの仕事といってもさまざまな職種があります。
接客は苦手だけどアパレル関係の仕事をしたい人は、出荷業務が向いているかもしれません。
商品に触れることでトレンドをいち早くチェックできたりと楽しめる部分も多いです。