ヌメ革とは?ヌメ革の革製品の違いとは。
本日は、ヌメ革の性質や革の特徴についてお話したいと思います。
ヌメ革の革製品は、自然な革の匂いと型押しなどをほとんど行わず仕上げるので、革本来の良さを引き出します。
ヌメ革の革製品を使うと、ついつい触り心地が良くて、ずっと触っていたくなります。
そんな、ヌメ革の性質や製品について紹介していきます。
1.ヌメ革とは
革製品を調べているとよく見るヌメ革ですが、実際どのような作業工程かご存知でしょうか。
ヌメ革はピット層植物タンニンで鞣した革の事を指します。
植物の渋に含まれる植物タンニンを使って、皮を鞣します。
表面処理や型押しなどをほとんど行わないので、傷痕やシワ、毛穴、血管などもそのまま残ります。
自然な風合いで、これが革製品という感じの仕上がりです。
革本来の風合いが好きな方にはヌメ革製品が好きな方々多いのではないでしょうか。
また、ヌメ革は長持ちして経年変化が楽しめる革の一種です。
経年変化とは使用すればするほど、革の色が変化して、味のある深い色になっていきます。エイジングとも言われています。
つまり、使っていくほど自分色の革製品となり、革製品の良さを感じられます。
2.ヌメ革の手入れは大変?
ヌメ革は他の革製品よりも少し手入れが大変かもしれません。
と言うよりも、ヌメ革は手入れをした方がより良い色になると思っています。
また、ヌメ革は油や水を吸い込みやすく、色落ちやカビの原因となってしまうため普段から注意が必要です。
頻繁に手入れをする必要はございませんが、革に感想やカサつきが見られたら専用のオイルを塗る事をお勧めします。
長く使用し経年変化を楽しむ為には、手入れも大切です。
まとめ
ヌメ革は、革製品の中でも最も革らしさが出る革の種類だと思います。
なんと言っても、経年変化を楽しめるので、革の深みを楽しみたい方にはおすすめです。