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ズボンのタックの役割とは

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意外に知られていないズボンのタック

こんにちは。佐藤です。

先日、友人の結婚式で久々にスーツを着ましたが、その時にふと気になったことがありました。

スーツのズボンなどにクッキリしたが入っていますよね?
なんでが入っているか分からない人も多いと思います。

そこで今回はあのについて掘り下げたいと思います。

あの線の名はタック

まずあのの名はタックといいます。
タックとはパンツの前身にある生地を畳んだヒダヒダの部分になります。
タックがないものをノータック,タックが1本のものをワンタック,2本のものをツータックといいます。
タックが多いとウエストやヒップの腰回りや渡り幅にゆとりができて動きやすくなります。

要するにタックがあることで動きやすくなるのです。

タックのメリット・デメリット

タックには動きやすいと言う最大のメリットがありますが、デメリットもあります。
タックがあることで動きやすくなりますが、見た目がダボっとしてしまいます。
個人的な見解ですが、4.50代のサラリーマンはツータックのズボンを履いている人が多い印象です。
2.30代はノータック,ワンタックのスラックスを履いている印象です。

自分に合ったタック数とは

タック数は人によって好みがありますが、それぞれのタック数の特徴を紹介していきます。

ノータック

ノータックは細身の人や、細身のズボンを履きたい人向けです。
ズボンの裾幅も細くなるため、かなりスッキリした印象になります。
細身だと足が長く見える効果もあります。
しかし、ノータックは足にピッタリしてしまうので、ガッシリした足の人にとっては動きにくいし見た目の印象が悪くなってしまいます。

ワンタック

ワンタックは左右に1本ずつ線が入ったデザインになります。
裾幅は標準的な太さとなるので、一般的なズボンはほとんどがワンタックです。
中にはワンタックで細身のズボンもあるので、渡り幅と裾幅をチェックしてみると良いでしょう。

ツータック

ツータックは左右に2本ずつ線が入ったデザインになります。
裾幅や渡り幅が一気に太くなり、動きやすさを最重視したズボンになります。
下半身が太目な人にオススメです。
最近ではツータックのスラックスをカジュアルパンツとしてオシャレに履いている上級者もいます。
作業服のズボンではツータックが多いです。

スーツではジャケットのサイズ感や見た目にこだわりがちですが、実はタックの本数も大事なんです。
私は主にノータックを選んでいます。

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